球体型の仮想デスクトップ??

 横800×縦600ピクセルのウィンドウを数百枚以上並べられる大きさの、上下左右がつながった球体型の仮想デスクトップ空間を作成できるソフト「SphereXP」v0.81.0.0 public betaが、1月31日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」v1.1が必要。

 「SphereXP」は、上下左右の端がつながった球体型の仮想デスクトップ空間を作成し、その空間内にウィンドウやデスクトップアイコンを配置できるソフト。仮想空間は、横800×縦600ピクセルのウィンドウを数百枚以上、その表面に並べられるサイズだ。

 起動すると、タスクバー以外の全領域の表示が2Dから3Dに切り替わり、現在開いているウィンドウやデスクトップアイコンが、奥行きや傾きのついた状態で表示される。このとき、ウィンドウは現在表示している画面の中央に少しずつずれながら重なって表示され、デスクトップアイコンは現在表示中の画面左上に並んで表示される。なおウィンドウやデスクトップアイコンは、球体表面に張りついた状態ではなく、球体内部の空間に浮かんだ状態で配置される仕組み。

なんじゃ、これは…。

オモロイやないですか。なんか、マンガで出てくるようなコンピュータみたいやん。これでヘッドマウントディスプレイと念力マウスを使って手をへろへろさせながらPC操作できればモロにマンガですな。

ほほう。

これって、ショートカットアイコンやファイルアイコンだけでなく、ウィンドウまでも縦横無尽に配置できるのな。上手く配置してやれば、タスクバー要らなくなるかも。…いや、有った方が便利は便利か。
これからはPCにメモリをアホほど乗っけてこのデスクトップにドカドカアプリを開いて、起動したアプリは閉じずにそのまま使うってのが主流になるんじゃろか。DirectXで全画面表示になるゲームなんかとの親和性も気になるけど、.NET Frameworkとか使うんならまあ大丈夫なのかな。あと気になるのは、実際に使った場合どれだけ重くなるのか、って事だねぇ。CPUもメモリも喰いそうだから、実際に3Dゲームする時はこのSphereXP自体落とす事になりそうだけども。

でも…、

すごく楽しそうだけど、俺はこのデスクトップを使いこなせる自信がない。
このデスクトップを真に使いこなせるのは、おそらく普段デスクトップにファイルを鬼のように配置して「あーこれは置いてる場所でグループ化してるから」と自信満々に語ってのける、整理する気あるんだかないんだかよく判らん、デスクトップグチャグチャ人間だけだろう。
って、そんな気がする。(´・ω・`)ショボーン

いや、待てよ?

アプリケーションのウィンドウも球体デスクトップで管理するなら、仕事中にエディタをアホみたいに開きまくるクセのある俺みたいなタスクバーギチギチ人間にも有用かも。
…とりあえず、帰ったらインストールしてみよう。

「楽しいツール」で終わるか、「便利なツール」にまで昇華するか。どうだろうねぇ(´ー`)y-~~