SET FREE 感想
- アーティスト: Jazztronik,Arvin Homa Aya
- 出版社/メーカー: flower records
- 発売日: 2003/04/02
- メディア: CD
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気に入った。
っつーかね、これヤベェわ。非常に良い。打ちのめされる。板垣的に言うなら「ナック・ダウン」って奴です(オマエ花山か…)。
確かに「MADRUGADA / TIGER EYES」やら「七色」とは曲調が違う。JazzとかLatinの要素がかなり色濃く入っていて、しかも音の持つパワーっつーんですか?勢いっつーんですか?そういうのがね、スゴイ。でも全然クドくないの。初めてYMOの曲聴いたとき程ではないが、久しぶりに「すげー」って思った*1。これは良いですぞ。「トゲのある音」とかって聞いてたけど、んなことは無い。とても良い音です。(´ー`)y-~~
お勧めの曲。
2,3,4曲目と7曲目がよい。
というか7曲目のSet Free。
というかな。
2,3,4曲目はそれぞれの曲単体としても好きな曲なんだけど、このアルバムって全体的に見ると1曲目から6曲目までが7曲目のための大いなる前奏になっているという風にも感じた。まあ6曲目は「Set Free intro」って曲で、その名の通り前奏なんだけどな。もしくはアルバム全体で2部構成の番組。
1,2曲目でリスナーを引き込み、3,4曲目まで流れを切らずにテンションを上げる。5曲目でリラックスさせて、6曲目から7曲目の前半で一旦落ち着かせつつパワーを溜め込む。で、一気に解放。みたいな。7曲目(Set Free)、決して激しい曲じゃあ無いんだけど、なんか有無を言わせぬ力強さがある。
で、8曲目がエンドクレジットで、以降の曲はゆったりした感じの曲が続く第二部、みたいな。
そんな風に感じた。まあ、俺の勝手な思いこみだが。
こういうアルバムに出会うと、シャッフル再生でアーティストの思惑から外れた曲順で聴くのはどうなのかなあ、と言う気にもなる。