トラックバックのあり方 - トラックバックって難しい(2)

なんというかよく見かける、「トラックバックしようと思って記事を書く」ってやり方、元記事への引用があって、そこへトラックバックして「コメントだと長すぎるからこっちに書いたよ、見てねーん。」みたいなやり方ってのはなんかおかしいのかなぁ、と言う気がしてきた。コメントなんだったらコメントに書け、と。まあ、量にもよるかも知れないけども。
俺は今、トラックバックって「トラックバックしようと思って記事を書く」のではなく、「書いた記事がたまたま他のblogと書いてることが関連してるな、と思った時にその記事からトラックバックを送信する」というあり方が自然なんじゃないか、と感じてる。
いや、元からそうだよって話なのかも知れないけど、今まで見てきたトラックバックって、そういう「トラックバック目的で書いた記事」ってのが多かったもんだから、「トラックバックするために記事を書く」ってスタイルが自然なのかなぁと思ってわけよ。
だから「トラックバックって、本質的にコメントとどう違うのさ?」って疑問がずっと頭にあった。知り合いに聞いてもそこのところの使い分けがどうなのかってのは良く判らなかったし。
で、考えた結果、「まず最初にトラックバックありき」じゃなくて、やっぱり「最初はblogの本体である記事」なんでないのかと。記事は各個人によって独立して生成される。で、それだけでは単に点在してる情報でしかないんだけど、Aと言う記事がBという記事に関連してるな、と思った際にAの著者がAからBにリンクを張る。これが今までのWebサイトでのリンクのさせ方。で、トラックバックってのは更にBからAへのリンクも自動で生成させ、その繋がりをより強化させる。
元々の記事が独立した物であるからして、コメントが各blogへ分散しても問題は無い。複数の記事に関連すると思えば、当然複数の記事にトラックバックを送信し、記事同士が網の目のように関連をもつようになる。そうやってうねりながら互いの接続を強化し、巨大化して行く。それがblogなのかねぇ、とまあ、そんな感じかなと言うのが今のところの結論。
でも、複数のblogにトラックバックを送るのは、それはそれでトラックバックスパムって言われちゃうようなので、その辺は気を付けないといけない。
…やっぱ当分はトラックバックは使わないでおこう。別に今無理にトラックバックしなくても、トラックバックすべき場面ってのがわかった時に過去の記事からトラックバックしてやれば、それでいいのだから…。

まあ、ここまでは「こうあるべきなんでないの?」ってお話だ。実際に記事を書く場面を考えると、また変わってくるわけで。
(つづく)

※根本的に間違ってるようだったら誰か指摘お願い。:-p